今年も水不足!?節水のすすめ

今年も水不足!?節水のすすめ

夏の時期になると、梅雨の影響や冬の降雪量の影響によっては水不足の問題がニュースでも連日報道されるようになります。世界的に地球温暖化の影響もあってか、平均気温は上昇の傾向にあり、それによって渇水などの影響が各地で起きているようです。これは日本においても例外ではなく、ダムの貯水量や降雨量の観測を始めてから近年に至るまで、いくどとなく水不足の問題は起きてきました。

毎年恒例となった水不足の現状


世界的に見ても水不足はひとごとでないことはご存じでしょうか。2016年は関東地方の主な水源である利根川水系のダムの貯水量が過去25年間で最低というニュースも飛び込んできました。これによって、1967年の長崎渇水や1973年に起きた高松渇水、1978 年の福岡渇水のように深刻な渇水が起きるのではないかという懸念もされていました。このような水不足は今や夏季になると毎年のように報道されており、それにはさまざまな影響があるといわれています。人間が生きていく上で欠かすことのできない水。日本にいるとあまり意識しない水不足問題も、世界的に見れば深刻な状態にあるのです。

水不足はなぜ起こるのか?

水不足を起こしているもっとも大きな理由のひとつは人口の急激な増加です。人口は世界ではものすごい勢いで増加しており、2050年には2000年の人口からおよそ30億人が増加するといわれています。人間ひとりが生きていくのに必要な水の量を確保するためには、水の供給が安定的に行われることを前提に作られた現代の生活スタイルの中ではとても大変なことなのです。このまま人口増加の一途をたどれば、間違いなく世界全体で渇水の状況が訪れると予測されています。また、生活が豊かになるにつれて、水の使用量は格段に増します。これはアジア諸国について顕著に見られることですが、タイやカンボジアなどを中心とした開発途上国では、水の使用量が近年格段に急増しています。アフリカなどの開発途上国も同様で、便利な生活を手に入れようと思えば思うほど水の供給は大きくなっていきます。どの国も、日本がかつてそうであったように経済的に豊かである方がいいに決まっていますし、どの国もその方向に向かって進んでいます。そのため、人口増加と水の需要の急増で、今後はますます水不足が加速していくだろうと予測されているのです。これ以外にも、降雨量の減少などの気候変動も水不足に拍車をかけています。

水不足に負けない節水方法


降雨量が増加し、夏の気温がそこまで高くならなければ深刻な水不足はとりあえず避けられそうですが、これらの気候変動は我々の手では直接的にはどうすることもできません。しかし、普段の生活の中でも一人ひとりの意識によって結果的に水不足改善という大きな課題を解消することができるかもしれないのです。そのために重要なのが日々の生活に使う水の節水です。人間が生きていく中で使う水の量は、飲み水はごくわずかで、大部分はお風呂や洗濯、トイレなどに使われているといいます。そのため、このような生活に必要な水をどのように節水するかを考えるかが重要になってくるのです。この中でも特に大量の水を使うお風呂を例に挙げると、半身浴などをするだけでも1日に使う湯船の水の量は単純に半分になります。また、シャワーヘッドを市販の節水用のものに変えるだけでも、月単位、年単位で見れば相当な節水効果を得ることができます。さらに、お風呂の湯船で使ったお湯を翌日の洗濯などに再利用をすることで、その節水効果は何倍にもなるはずです。これらは心がけ次第で明日からでもできる節水方法です。一人ひとりがしっかりとした意識を持つことによって、よりよい未来が訪れると良いですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ピックアップ記事

  1. 水をどう確保する?災害のための水対策

    2016-10-31

    水をどう確保する?災害のための水対策

    わたしたちが生活していくのに欠かすことのできない水は、いざというときのために常日頃から準備しておきた…
  2. 地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    2016-10-30

    地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    地震大国日本では、いつどこで地震が起きてもおかしくありませんね。大きな地震が起きると、水道・ガス・電…
  3. 災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    2016-10-29

    災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    多くの自然災害が多発している日本。特にここ最近では地震や水害といった甚大な被害が多く、いつ自分の身に…

ピックアップ記事

  1. 水をどう確保する?災害のための水対策

    2016-10-31

    水をどう確保する?災害のための水対策

    わたしたちが生活していくのに欠かすことのできない水は、いざというときのために常日頃から準備しておきた…
  2. 地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    2016-10-30

    地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    地震大国日本では、いつどこで地震が起きてもおかしくありませんね。大きな地震が起きると、水道・ガス・電…
  3. 災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    2016-10-29

    災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    多くの自然災害が多発している日本。特にここ最近では地震や水害といった甚大な被害が多く、いつ自分の身に…
ページ上部へ戻る