地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?
- 2016/10/30
- 比較・アンケート

地震大国日本では、いつどこで地震が起きてもおかしくありませんね。大きな地震が起きると、水道・ガス・電気といった重要なライフラインも止まってしまいます。復旧するまでに時間を要することもありますので、それまで何とか乗り切らなければなりません。日ごろからの備えが大切と言えるでしょう。そこで、防災のために水を備蓄しているかどうかアンケートを取りました。
【質問】
防災のために水の備蓄をしていますか?
【回答数】
はい:74
いいえ:26
生き延びるには食べ物よりも水が必須!
アンケートの結果、7割を超える人が「はい」と答えました。
・地震などの大災害が起こったときは、まず水の確保が重要だからです。水さえあれば何とかしのいで過ごせます。(40代/男性/会社員)
・緊急時は水さえあれば何日かは生活していく事ができると思うから(10代/男性/学生)
・東日本大震災の時に断水で懲りたので、ミネラルウォーターは欠かさずストックしています。(40代/女性/専業主婦)
・ペットボトル入りの飲み水を防災に備えて、すぐ取り出せる場所に備蓄しています。(40代/女性/専業主婦)
・ウォーターサーバーがあるので12リットルのボトルを常に常備している。(30代/女性/契約派遣社員)
水をきちんと備蓄している人は、生きて行くうえでいかに水が重要かを認識していると考えられます。人間は、食べ物がなくてもある程度の期間は生存できますが、水を絶たれたら三日ともたないと言われていますね。実際に、食べ物のない状況で水だけで生き延びた人のニュースをテレビで見かけたこともあるでしょう。また、実際に大震災に遭って困った経験をした人は、防災意識も高いと言えそうです。
備蓄した方がいいのだろうけど…いかんせん場所がない
「いいえ」と答えた人は、3割に満たない結果となりました。
・準備しなくてはいけないと思いつつ、まだ用意していない。重量が重いというのと場所の確保が必要なのでいつも後回しにしてしまう。(50代/女性/専業主婦)
・数もそれなりに用意する必要があり、置き場所やらを考えると・・. 備えておかなければ、と思ってはいるのですが。(40代/女性/専業主婦)
・水を買っていたこともあったけど、管理が増えるのでやめました。どうにかなるはずさ。(40代/女性/その他専門職)
・震災直後は備蓄していたが、最近は面倒になって止めてしまった。(20代/女性/無職)
水の備蓄をしていない理由として一番多かったのが、「置き場所がない」という理由です。備蓄は、最低でも3日分と言われています。1日1人3リットルの水を用意するとすれば、3日分で9リットルになります。さらに家族の人数分用意するとなると、かなりの置き場所を取りますね。準備しなければと思ってはいるけれど、場所がないというジレンマに陥っている人が多いようです。
震災への危機意識が薄れていませんか?
水をきちんと備蓄している人としていない人では、防災意識に差が見られました。備蓄している人は、いずれ起きると言われている地震に対しての危機意識が高いと思われます。備蓄をしていない人は、置き場所の問題があるにせよ、「面倒くさい」「どうにかなる」という楽天的な考えも伺えました。大地震が起きてしばらく経つと、危機意識が薄れてしまうのかもしれません。でも、地震は明日にでも起きる可能性もあります。「やっぱり備えておけば良かった!」と後悔しないために、水の備えは大切ですね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2016年09月15日~2016年09月29日
- 有効回答数:100サンプル