味の違いは水の違い?硬水と軟水、ご飯を炊くのに使うと美味しいのはどっち?!

Jpeg

ご飯を炊く際、水は必需品ですよね。その水によってご飯の味は一段と美味しくなります。では、軟水と硬水、実際どのような基準があり、ご飯を炊く際にはどのような違いがあるのでしょうか。

そもそも軟水と硬水、どこが違うの?

軟水と硬水、よく耳にはするけど実際どのような基準があるかはよくわからない、という人は多いですよね。実は水の中にはカルシウムイオンとマグネシムイオンが含まれており、水1リットルあたりに溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表した数値を「硬度」と呼んでいます。つまり硬度が高い水というのは、カルシウムとマグネシウムが多い水ということになります。WHO世界保健機構による軟水と硬水の基準値は、0~120mg/Lが軟水、120mg/L以上が硬水となっています。日本の水はほとんどが軟水のため、水道水をはじめ国内で生産された水の多くは軟水です。これに対してヨーロッパや北米の国々では硬水が多く存在し、普段から硬水を使って生活しています。

参照サイト:http://www.evian.co.jp/water/type/04/

軟水と硬水でご飯を炊いてみよう!

Jpeg

海外で食べた料理を再現しようとしてもなかなか出来ない、同じ調味料をつかっているのに・・・とういう場合、実は水の硬度の違いが影響している場合もあるとか。硬度が違うと味や料理の仕上がりにどのような差が出るのか、気になりますよね。そこで今回はもっとも身近なご飯を軟水で炊いた場合と硬水で炊いた場合で比べてみることにしました!使うお米、調理時間、水加減もまったく同じ状態で調理します。今回軟水で使用するのはサントリーの南アルプスの天然水です。硬度30mg/Lですっきりと飲みやすい味が特徴です。対して硬水で使用するのは硬度1468mg/Lのcontrex。かなり硬度が高いため、小さな子供への飲用制限があります。小さな子供は臓器の働きが未熟なためミネラル分を多くとると下痢や消化不良を起こすことがあります。特に赤ちゃんには注意してくださいね。

材料お米サントリーの南アルプスの天然水硬度30mg/L(軟水)
お米contrex硬度1468mg/L(硬水)
作り方
1.お釜にお米を入れ、ペットボトルの水で2~3回水を変えて良く研ぐ。
2.水がある程度綺麗になったら分量まで水を注ぎ炊く。
この作業を軟水、硬水でそれぞれ同じように調理します。

普段水道水を使って調理しているところをそのままペットボトルの水に置き換えて調理しました。お米は最初に水に触れた時に一番水を吸い込んでしまうため、実は洗う時のお水が味を左右すると言われています。軟水・硬水をたっぷりと吸ったお米の味、どのような違いが出るか楽しみですね。

実食!軟水で炊いたご飯のお味は・・・?

Jpeg

まずは軟水で炊いたご飯から食べてみます。艶々の仕上がりで見るからにおいしそう!ふっくらと炊き上がって柔らかく、お米本来の甘みともっちりとした歯ごたえ、風味が味わえてとっても美味しい!水道水で炊き上げた時に比べて雑味が少なく、お米本来のおいしさが味わえるような気がします。やっぱり軟水で炊いたお米は美味しいですね!日本のお米には日本の水が合うことをしみじみと実感しました。白米だけでも十分なおいしさです。

続いて硬水で炊いたご飯の気になるお味は・・・?

Jpeg

続いて硬水で炊いたご飯を食べてみます。見た目はさほど変わらないようですが、軟水で炊いたご飯が柔らかそうなのに比べ、ご飯の粒がよくたっていますね。心なしか艶が少なく、ちょっと黄色っぽい気がします。さて気になるお味は・・・微妙です。芯が残るほどではありませんがちょっと固めで、お米本来の甘さやもっちりとした粘り気などが全く感じられません。1口、2口と食べ進めるにつれてもさもさとして食べづらさを感じることに。硬水で炊いた白米をそのまま食べると正直美味しいとは言い辛いですね。例えていうなら1日炊飯器で放置したご飯、もしくは2~3年前の古いお米を使ったようなぱさぱさ感です。

まとめ

ご飯を炊くときに美味しいお水は断然軟水で決まりです!見た目の違い以上に味や仕上がりに差がでました。しかし、もっちりした粘り気のあるご飯になるので、パラパラとした食感やいろいろな調味料を使うチャーハン・ピラフなどは硬水で炊いたご飯のほうが向いていると言えます。洋風の料理の時は硬水、和食の料理の時は軟水と使い分けるのも楽しそうですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ピックアップ記事

  1. 水をどう確保する?災害のための水対策

    2016-10-31

    水をどう確保する?災害のための水対策

    わたしたちが生活していくのに欠かすことのできない水は、いざというときのために常日頃から準備しておきた…
  2. 地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    2016-10-30

    地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    地震大国日本では、いつどこで地震が起きてもおかしくありませんね。大きな地震が起きると、水道・ガス・電…
  3. 災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    2016-10-29

    災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    多くの自然災害が多発している日本。特にここ最近では地震や水害といった甚大な被害が多く、いつ自分の身に…

ピックアップ記事

  1. 水をどう確保する?災害のための水対策

    2016-10-31

    水をどう確保する?災害のための水対策

    わたしたちが生活していくのに欠かすことのできない水は、いざというときのために常日頃から準備しておきた…
  2. 地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    2016-10-30

    地震大国日本!防災のために水の備蓄は万全?

    地震大国日本では、いつどこで地震が起きてもおかしくありませんね。大きな地震が起きると、水道・ガス・電…
  3. 災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    2016-10-29

    災害時には雨水やお風呂の水が大活躍!いざとなれば飲めますか?

    多くの自然災害が多発している日本。特にここ最近では地震や水害といった甚大な被害が多く、いつ自分の身に…
ページ上部へ戻る