年齢によって違う身体の水分量!どうやって補給したらいい?

年齢によって違う身体の水分量!どうやって補給したらいい?

人間が生きていく上で水は必要不可欠です。しかし、身体に含まれる水分量や、1日に必要な水分量は年齢や性別によって違います。これらを意識して水分を摂っている方は意外と少ないのではないでしょうか。そこで今回は、1日に必要な水分量や正しい水分の摂取方法をご紹介します。

身体の水分量は加齢で減る?

身体の水分量は加齢で減る?

人間の身体の水分量は、年齢、体重、性別などによって異なります。たとえば、胎児は体重の約90%、新生児は約80%、子どもは約70%、成人は約60%、60歳以上の老人は約50%です。このように、年を重ねるごとに身体の水分量は減ります。では、なぜ年齢によりこのような差がでるのでしょうか。これは、加齢に伴って1つ1つの細胞に含まれる水分量が減ることが要因とされています。また、年をとるにつれて基礎代謝がおち、脂肪が増えることも関係しています。体に含まれる水分量は、部位によって大きく異なります。筋肉に約80%含まれているのに対して、脂肪は約20%しか含まれていません。加齢によって水分の少ない脂肪が増えた結果、体内の水分量が減少するのです。また、性別でも水分量は違います。成人の水分量は約60%ですが、細かく分けると男性で約60%、女性では約50%と10%も差があります。女性の方が少ないのは、老人の水分量が少ないのと同様に、女性は男性に比べて脂肪が多いことがあげられます。

必要な水分量も年によって差がある

年齢によって身体の水分量は違うのですが、それに伴って1日に必要な水分量も年齢に応じて計算されます。

1日に必要な水分量
幼児 120ml×体重
子ども 100ml×体重
成人 35ml×体重
60歳以上 30ml×体重

このように、必要な水分量は加齢とともに減る傾向があります。成人であれば、体重が65kgとすると1日あたり約2.3Lの水分補給が必要となります。ところで、なぜ1日にこんなにも水分が必要なのでしょうか。実は、成人は1日2.3Lもの水分を身体の外に排出しているといわれています。尿や便による排出が1日約1.3L、呼吸で息を吐くときに排出される水分が約0.4L、皮膚から汗などにより排出が約0.6Lもあります。つまり、排出される分の水分を摂取する必要があるのです。人間は排出される分の水分補給をしなければ、あっという間に水分不足になってしまいます。人は水をまったく飲むことができなければ、3~5日くらいしか生きられないともいわれています。体重の2~3%の水分が減っただけでも食欲不振などの症状があらわれます。さらに約5%減ると頭痛や疲労感がおこり、約10%減ると筋肉に異常をきたし腎不全になることもあります。

正しい水分補給の仕方は?

正しい水分補給の仕方は?

1日に2.3Lの水分補給が必要ですが、2.3Lもの水を飲まなくても大丈夫です。なぜなら、食事でも水分を摂れるからです。ご飯や汁物、肉類、魚類、野菜など、大抵の食べ物には水分が含まれています。1食に約0.2L水分が含まれているといわれています。1日3食とると食事だけで0.6L水分補給できます。さらに、食べ物を消化する際に発生する水分が1日に0.2Lあります。ですので、残りの1.5Lの水を飲むことができればいいのです。水分補給は飲む量や飲む時間などいくつかのポイントがあります。まず飲む量ですが、200mlくらいを7~8回にわけて飲むようにしましょう。人間が体内に吸収できる水分量は30分に200~250mlですので、一度に大量に飲んでも吸収されずに排出されてしまいます。また、睡眠中は汗をかいて水分が排出されるため、朝起きたときと寝る前はコップ1杯の水を飲むといいでしょう。特に朝は血管が詰まりやすく、血栓症が起こりやすいといわれています。水を飲むことでこれらの病気を予防できますので、習慣にするといいでしょう。

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