知らずにしている水の無駄遣い!怪しいのはどこ?

知らずにしている水の無駄遣い!怪しいのはどこ?

蛇口をひねればすぐに水が出てくるので、私たちは知らず知らずのうちに大量の水を使っています。日本は水資源の豊かな国に見えるかもしれませんが、山が多い地形のため、雨がたくさん降っても海に流れてしまいます。そのため、実は世界中から大量の水を輸入しているのです。水が各家庭に届くまでには膨大なエネルギーを使いますし、環境のためにも節約のためにも水資源の無駄遣いは気を付けたいところです。ここでは、家庭の中でできる節水についてお伝えします。

家の中で水を使う場所ってどこ?

家の中で水を使う場所ってどこ?

一般の家庭で多く水を使うところといえば、お風呂や洗濯、台所が思い浮かびますが、実は一番多いのはトイレです。国土交通省のデータによると、1日の中で水を使う場所は、トイレが約28%と最多で、次いでお風呂が約24%、炊事約23%、洗濯約16%となっています。1990年代ごろは1回で13リットルもの水を使っていましたが、改良された最近のトイレでは大で流すと約6リットル、小では約5リットル以下の使用量まで下がっています。2位のお風呂は1回お湯を溜めると約200リットル、洗濯は約80リットルなので、トイレは少ないと感じるかもしれません。しかし、トイレは1日に何度も使うので、一番使用量が多いのです。
第2位のお風呂について考えてみると、一人暮らしをしている方や仕事などで帰りが遅い方などは、お風呂は湯船に入らずシャワーで済ますという方も多いでしょう。しかし、シャワーを15分流し続けると、およそ湯船1杯分に相当する200リットルを使っている計算になります。こうして見ると、いかに毎日大量の水を使っているのかがわかりますね。

浴び心地をキープ!節水シャワーのすごい実力

お風呂の節水対策としては、シャンプーや体を洗っているとはシャワーをこまめに止めるのが手っ取り早いです。中には、お風呂場が寒くシャワーを止めると体が冷えてしまったり、シャワーの出始めは冷たい水が出てしまったりなどといった理由で、こまめに止めるのがつらいというケースもあるでしょう。そういう場合は、節水シャワーを使うのがおすすめです。節水シャワーというと、もしかしたら水圧が弱くなってしまうというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、最近のシャワーヘッドは、約35~50%の節水効果がありながら、水圧がしっかりして浴び心地をしっかりキープできる商品が売られています。浴び心地キープの秘訣は、水に空気を取り込んで大粒化させたり、放水穴を小さくして水圧を高めたりするなど多彩な技術のたまもので、中には節水シャワーを取り換える前のシャワーヘッドより、水圧がいいというケースもあるようです。我慢せず気持ちよくシャワーが使える上、お湯の無駄遣い防止につながるのはうれしいですね。気になるのが、実際どれくらい節約できるかです。自治体によって金額の差はありますが、シャワーを1分間使ったときの水道代は1.5~2.5円程度なので、1日当たり約30~50円、1カ月分に換算すると約900~1500円。これが30%の節水シャワーを使うと630~1050円に押さえることができるのです。

流し方で超節水!いまどきのトイレ事情

流し方で超節水!いまどきのトイレ事情

トイレの節水方法と言えば、タンクにペットボトルを入れたり、流すときは大だけでなく小も使い分けたりといった方法があります。しかし、タンクにペットボトルを入れるのは実は正しい節水方法ではありません。使っているうちにペットボトルが水流弁にあたっては水が流れっぱなしになることがあります。これは、逆に水の無駄遣いになりますし、十分な水量が流れないために紙詰まりを起こしてしまう可能性があるのです。最近のトイレ事情を見ると、流し方を工夫することで節水につなげているようです。海外でも注目されているのが、便器の水が流れる部分が渦を巻いたような形状の「トルネード式便器」。この形だと、大便も5リットル未満の水量でしっかりと洗い流すことができるのです。便器の種類によって異なりますが、このトルネード式便器に替えるだけで、年間の水道料が1.5万円近くも安くなるようです。また、少しだけ流したいときに便利な「eco小ボタン」機能を使うとさらに節水につながります。eco小ボタンは、男性の小便時だけではなく、掃除のときなどあまり水を使わないとき向けで、普段の小レバーの8割ほどの水量で流すことができます。便器の買い替えは初期費用が高い印象を受けるかもしれませんが、長い目で見るとやはり節約につながるので、手軽に節水したいという方にはおすすめです。

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