「浮腫むから飲まない」は大間違い!ダイエットに欠かせない水の効果とは
- 2017/2/15
- 美容・健康

毎日、水をしっかり飲んでいますか。ダイエットには、1日2リットルの水を飲むことが良いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。しかし、そんなに水を飲んでしまったら、浮腫んだり体重が増えたりしてしまうのでは?という疑問を持つ方もいることでしょう。今回は、そんな疑問について考えてみました。実は、水を飲むことで浮腫みの解消だけでなく、体にいいことがたくさん期待できるのです。
水分補給が不十分だと便秘の原因に
人の身体は、60%くらいが水でできているといわれています。赤ちゃんのときには80%、年をとると50%くらいになります。この水分が足りなくなってしまうと、便秘の原因になることがあります。最近便秘気味だと感じたら、食生活やストレス、水分不足を疑ってみましょう。水分は、1日の目安として健康な方であれば2リットルといわれています。1度に飲むのではなく、特に朝起きたときと夜寝る前に、コップ1杯の水を飲むようにすると、寝ている間に知らないうちに汗をかいている水分を補うことができます。また、睡眠中にも胃腸の動きが活発になるために、便秘解消の効果が期待できます。喉が乾いていなくても、水は積極的にとりましょう。さらに、日中も2リットル分を小分けして飲むようにすることも大切です。なぜなら、その間に食べた物を消化するときに水分を含んでくれるために、腸の動きが活発になって便がやわらかくなり、排便されやすくなります。もし、身体の中に十分な水分がないと、便の水分が少なくなってしまうために便は硬くなります。そのため、便が排出されにくく便秘が慢性化する原因になります。
水を飲んで代謝を上げる!
水分が足りないと、便秘になる可能性があるということだけでなく、体重を増加させる原因になることもあります。身体の中の水分が足りていないと、便の排出が困難になり、苦しくなったりさまざまな代謝機能の低下につながったりする可能性があります。血液にも多くの水分が含まれているため、血液の循環を滞らせる原因にもなるので注意しましょう。血液の循環が停滞すると、基礎代謝を低下させてしまいます。これが原因で、身体の浮腫みにつながってしまうのです。水を飲みすぎたから浮腫むのではなく、水分不足が浮腫みを引き起こすことがあります。さらに、水分不足になると、新陳代謝を妨げてしまうことになり、身体に必要のない老廃物を排出するような働きができなくなります。肌トラブルの原因にもなるので、美容にもあまりよい影響を与えないでしょう。身体のほとんどが水でできています。必要な水分を補給して、代謝を上げるようにしたいものですね。ただし、飲みすぎにも注意です。1日2リットルという根拠は、体重1kg当たりの必要量の目安として成人なら50mlとなります。そして、1度に飲まずに複数回に分けて飲むことも大切です。
飲み水は安全面や衛生面をしっかり考えて選ぶ
自分の身体に合った量の水を毎日飲むことの大切さは、美容効果や便秘、浮腫みの解消だけでなく、健康を維持するためには欠かせないのです。また、ダイエットがなかなかうまく進まないという方は、水分をしっかり摂ってみてはいかがでしょうか。無理な食事制限や運動をするよりも簡単なので、今日からでも始められる手軽さも魅力です。しかし、一方で気になるのは、大量の水を意識的に飲むので水道水で安全なの?という心配がある方もいるのではないでしょうか。さらに、水には硬水や軟水など、さまざまな種類があります。いくらダイエットによいからといって、口コミでダイエットに効くといわれているようなコストが高い硬水を飲み続けると、続けられなくなってしまいます。また、水にも味がありますので、好みもあるのではないでしょうか。また、衛生面を考えると1回で飲みきることができるミネラルウォーターの小ボトルや、ウォーターサーバーなどの水がおすすめです。人それぞれ、好みや生活スタイルが異なりますので、毎日飲む水についてはしっかり検討したうえで、続けやすいものを選ぶことが大切です。
参考元
URL:http://www.skincare-univ.com/article/014435/