硬水で洗濯する場合に気をつけるべきポイント

■被写体の人物はストックフォトモデルです。撮影許諾を得ています。
■スタジオにて撮影を行っています。

海外に行くと日本とは水の質が異なるといわれています。日本は軟水ですが、アメリカやヨーロッパ諸国などは硬水なのです。飲料水として使用した場合、軟水はまろやかな口当たりで、サッパリしていて喉ごしもきつくないと言われています。一方、硬水は苦みがあり、重い口当たりのうえ独特の喉ごしが感じられます。日本人には馴染みの薄い硬水ですが、飲料以外の用途で使用するとどうなのでしょう?まず、肌にはあまり良くないと言われています。毎日、硬水で顔を洗うと肌が荒れてしまうのです。また、日本の石けんやシャンプーなどを硬水で使用した場合は、泡立ちがなく洗浄能力が落ちると言われています。これは、硬水に豊富にミネラルが含まれるためで、このミネラルと石けんの成分が化学反応を起こし、泡立ちを止めてしまうためのようです。さて、洗濯をする場合はどうなのでしょうか。日本の石けんがダメなのであれば、日本の洗濯石けんではうまく洗えないのでしょうか?硬水で洗濯する場合はどこに気をつけたら良いのか確認してみましょう。

硬水と相性のいい洗剤をチョイス

硬度の高い水と日本の洗剤の組み合わせで洗濯を行うと、洗剤が溶けにくいですし泡立ちも弱く、洗浄力が発揮されないようです。しかし、海外の現地人たちは問題なく洗濯をしているはずです。ということは、海外で現地で硬水で用の洗剤を調達すれば何の問題もなく洗濯できるのではないでしょうか。しかし、一つだけ問題があります。洗剤の香りが外国製品は強い上に、あまり日本人好みではないと言われていることです。それは、外国人の体臭の強さと、文化の違いにあると言われています。そうなると、われわれ日本人としては、日本人好みの国内産の洗剤を探したいところですよね。実は国内製品でも硬水で洗濯するのに適した洗剤があるようです。ヤシ油やパーム核油が原料の洗剤は硬水でも泡立ちが良いといわれていますので、これらの洗剤を探してみてはいかがでしょう。一方、牛脂やパーム油が原料の洗剤は硬水には向いていないので避けたほうが無難でしょう。

硬水を一度沸騰させてから使うと○

どうしても硬水に合う洗剤が見つからなかった時はどうすればいいのでしょうか?あきらめて外国製の洗剤を使うしかないのでしょうか?あきらめる前にチャレンジしてもらいたいことがあります。それは、水を一度沸騰させるのです。硬水の中には、重炭酸系の硬水と、硫酸系の硬水があります。この中でも、重炭酸系の硬水は一度沸騰させると軟水化しやすいと言われています。重炭酸系の硬水が使用されている国はヨーロッパを中心に多数あります。特に何か使うわけでもないため、これは一度試してみる価値がありそうです。

炭酸塩を入れると洗浄力アップ

しかし、洗濯に使う水を沸騰させるのは簡単なことではないでしょう。なぜなら水の量がバケツ数杯分くらいになってしまうからです。そこまでの手間をかけるのは、ガス代もかかりますし、何より大量の熱湯を扱うのはとても危険で事故につながりかねません。そこで、もう一つ提案があります。それは、硬水に炭酸塩を入れてみることです。炭酸塩は硬水を軟水化する作用があると言われているため、洗濯する前に炭酸塩を入れてみるのもおすすめです。ただし、ちょっとしたコツがあります。実際の、硬水の軟水化を行うには、例えばお風呂の残り湯があって、それを洗濯に使うのであれば、前の日のお風呂上りにあらかじめ炭酸塩を入れておくのです。すると、硬度成分が、不溶性の炭酸カルシウムとなってお風呂の底に沈殿します。洗濯に使う水は、お風呂の上澄みの水を使えば限りなく軟水に近い水になっています。この方法は、炭酸塩を入れてから待つことと、上澄みを使うことがポイントです。炭酸塩を入れてからおよそ2時間程度で軟水化が完了するようですから、試してみてはいかがでしょうか。

参照ページ
http://www.live-science.com/honkan/soap/soapbasic08.html

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