硬水の飲みすぎ、何か問題はある?

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普段私たちが飲みなれている軟水と違い、一癖も二癖もある硬水。その効能を理解して飲めば健康にとってよいものですが、そうでなければ身体に害を与えてしまうことも。硬水のメリット・デメリットをまとめてみました。

硬水を摂る事によるメリットとは

硬水とは、簡単にいえばミネラル分の多く含まれた水のこと。その中でも特にカルシウムとマグネシウムが一定量以上含まれている水を硬水と呼びます。では、硬水を取ることのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

1.ダイエット効果が期待できる
硬水にはカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムには脂肪の燃焼を促進、脂肪の吸収を抑制する効果があると言われています。また、カルシウムにはイライラを抑える効果もあるため、ダイエット中のストレスも軽減される、まさにいいことずくめの成分なのです。
他にも、マグネシウムには基礎代謝を促進する効果があります。代謝が良くなるとはつまり、脂肪が燃焼しやすい身体になるということ。また、一度痩せた後もリバウンドしにくい身体になることを意味しています。
2.便秘解消につながる
便秘改善の効果も見逃せません。硬水にはマグネシウムが多く含まれています。マグネシウムの働きとして、胃腸を刺激して活発化すること、便を柔らかくする作用があることが知られています。実際に、便秘の人に処方される薬の代表的なものとして、マグミットと呼ばれる錠剤があります。こちらの成分が酸化マグネシウムであることを考えれば、マグネシウムがいかに便秘改善に効果的かわかるでしょう。

結石と硬水、因果関係はある?

メリットの大きな硬水ですが、ではデメリットは存在しないのか、と言われるとそんなことはありません。飲みすぎによる弊害にはどのようなものがあるか、確認しておきましょう。
まずは、先ほど挙げたマグネシウムについて。紹介した通り、マグネシウムには胃腸を刺激して活発化する作用が認められています。そのため、普段から快便の人であれば、下痢などの体調不良が起こる可能性があります。また、日本人の体調に適しているのは本来軟水。そのため、急にカルシウムやマグネシウムの多い硬水を飲むと、胃腸に負担をかけることにもなってしまいます。
飲みやすさの点でも課題が残ります。軟水に慣れている多くの日本人からすれば、硬水は飲みにくく、喉に引っかかるような印象を受けるのではないでしょうか。また、独特の風味があるため、普通の飲用水としてだけでなく、料理に用いるのにも適していません。
硬水を飲みすぎてしまうと起こるデメリットはそれだけはありません。最悪の場合、尿路結石を引き起こす原因ともなるのです。結石の原因となるのは、腎臓や尿道にできるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムのかたまり。つまり、カルシウムの過剰摂取によって起こる可能性の高い病気です。硬水にはカルシウムが豊富に含まれていますから、飲みすぎてしまうと、尿路結石となるリスクが高まります。

代表的な硬水のブランド、どんなものがある?

最後に、代表的な硬水のミネラルウォーターを紹介しましょう。
硬水の代表といえば、やはりコントレックスでしょう。一般的に硬水とは硬度が121mg/l以上のものを意味しますが、コントレックスの硬度1468mg/lと極めて高く、超硬水に分類されます。そのため、ダイエット効果のあるミネラルウォーターとして販売されていることもあり、ドラッグストアなどで目にしたことのある人は多いのではないでしょうか。市販で簡単に手に入る商品としては、一番の硬度だといえるでしょう。
もう一点、代表的な硬水ミネラルウォーターに、エビアンがあります。こちらの硬度は304mg/lと、コントレックスに比べると低め。その分飲みやすく、硬水に慣れていない人でも飲みやすい口当たりだといえます。硬水にチャレンジしてみたい人は、まずはこちらから始めてみてはいかがでしょうか。

関連記事:健康に良いのはどっち!?軟水と硬水が身体にもたらす影響とは?

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