アレルギー体質の人が硬水を飲んでも大丈夫?

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日本の水道水は軟水ですが、何らかの理由で硬水を使う人もいるのではないでしょうか。海外旅行などで使用を余儀なくされる場合もあるでしょうし、健康面の理由で飲む場合もあるかもしれません。これまで軟水を使っていた人が硬水を使用する場合は、アレルギーや肌荒れなどが起こらないか不安に思うこともあるでしょう。
そこで今回は、硬水を使用することによるアレルギー反応や肌荒れについて解説し、最後に硬水を軟水に変える方法も紹介します。

硬水の成分にアレルギー悪化の要素はあるの?

硬水にはマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分が多く含まれています。そのため金属アレルギーがある人は注意した方が良いでしょう。硬度が低い硬水の場合はそれほど心配しなくても大丈夫です。しかし硬度が高い硬水にはミネラル成分が豊富に含まれているので、アレルギー反応が起こってしまう人もいるのです。
具体的な症状としては、硬水を飲んだときに喉にひっかかりを感じるケースなどがあります。また海外に行ったときに、硬水のシャワーを浴びて痒みを感じるケースも見られます。このように、金属アレルギーの人は硬水を使用するとアレルギー反応が起こったり、アレルギーの症状が悪化したりする可能性もあるので注意しましょう。

硬水で入浴や洗顔をすると肌荒れが気になることも

硬水で入浴や洗顔をすると、肌荒れになってしまうことがあります。その原因は硬水に含まれるミネラル成分です。硬水のミネラル成分は石鹸やボディソープ、洗顔料などと反応して、石鹸かすになってしまいます。石鹸かすは金属石鹸とも呼ばれており、水溶性ではありません。そのため水に溶けずに肌に付着して残ってしまうのです。
石鹸かすが肌に残っている状態だと、カサカサした手触りになります。水分がとても奪われやすい状態になっているので、乾燥による肌荒れに注意しなければなりません。また石鹸かすがエサとなって細菌や微生物などが繁殖し、肌荒れにつながってしまうこともあります。さらに毛穴に石鹸かすが入り込むことによって、ニキビができることも珍しくありません。
硬水で入浴や洗顔をすると、上記のような肌トラブルを生じる場合があります。硬水で体や顔を洗うと泡立ちが良くないので、強引に泡立てようとして力を入れてしまいがちです。強い摩擦によっても肌が荒れてしまうことがあるので注意しましょう。

硬水を軟水に変えるにはどんな方法がある?

硬水を軟水に変えることにより、アレルギーや肌荒れを気にせずに使用できるようになります。硬水を軟水に変える方法はいくつかあります。その中でも効果が高く毎日行いやすいのは、専用の機器を使う方法です。簡易なタイプの機器であれば、水道の蛇口に装着するだけで効果があります。蛇口から流れ出た硬水は、その機器を通ることによって硬度が下がるのです。どれだけ硬度を下げられるのかは、機器の性能に依存します。機器の内部にある特殊な仕組みにより、カルシウムやマグネシウムのイオンを吸着して除去するのです。
手間はかかりますが、沸騰させる方法でも硬水を軟水にできます。沸騰時の加熱により、カルシウムイオンやマグネシウムイオンは水中の炭酸水素イオンなどと反応して、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムとなって沈殿するからです。 ただし沸騰によって水の量が少なくなりすぎると、ミネラルの濃度が増すことになり、逆に硬度が高くなるので注意が必要です。これを防ぐには、蒸気を逃がさないように工夫をしておくと良いでしょう。
以上のような方法で硬水を軟水に変えられます。アレルギー反応や肌荒れが心配な場合は、状況に応じて試してみてはいかがでしょうか。

関連記事:健康に良いのはどっち!?軟水と硬水が身体にもたらす影響とは?

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