胃腸と腎臓が弱い人は特に注意!気をつけたいミネラルウォーターの飲み過ぎ

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ミネラルウォーターには、マグネシウムなどが含まれており、水分補給をしながら栄養分を摂取できる優れた飲み物といえます。しかし、特に硬水を飲み過ぎると、消化器官に負担を与え、下痢を引き起こしてしまうこともあるのです。そこで今回は、ミネラルウォーターの飲み過ぎの危険性について紹介します。賢いミネラルウォーターの飲み方を知って、健康を手に入れましょう。

ミネラルウォーターを飲み過ぎるとどんな症状があるの?

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水は、腎臓という臓器でろ過されます。大量の水を一気に飲むと、腎臓でのろ過処理が間に合わずに、低ナトリウム血症や尿路結石といった症状を起こすことがあるのです。低ナトリウム血症とは、体全体にあるナトリウムの量に対し、水分量が過剰に増えてしまうことをいいます。症状として、神経症を発症し、錯乱状態になったり、筋肉のけいれん、死に至ってしまったりすることもある恐ろしい症状です。尿路結石は、腎臓から尿道までの尿路の中に、結石ができてしまうことをいいます。これは、ミネラル分の過剰摂取により、尿道にカルシウムの結石ができてしまうことが原因です。腎臓の中に結石がとどまっている場合には、痛みを感じない場合もありますが、尿管にできた場合には、下腹部に激しい痛みを感じ、血尿、吐き気・おう吐といった症状を引き起こすのです。これらの重度の症状を引き起こす以外にも、腸で吸収可能な量以上の水分を摂取することによって下痢をすることもあります。さらに、頭痛やむくみ、めまい、疲れがとれないなどの症状が現れる水中毒になることもあるのです。したがって、腎臓が弱い人や病気を持っている人、消化器官の弱い人は特にミネラルウォーターの飲み過ぎには注意しましょう。

一気に飲むのがいけない理由

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水分の摂りすぎも危険ですが、実は飲み方次第では少量でも飲み過ぎの症状を引き起こす可能性があるため、気をつけなければなりません。運動後などの水分が不足している状態は、汗と共にナトリウムも体から出て行っている状態です。この状態のまま大量の水分を摂取すると、低ナトリウム血症を起こしてしまいます。一気に水を飲むと、腎臓で処理できる水分量を短時間に体に入れることになってしまうため、腎臓へ負担をかけることになるのです。特にミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウムなどの栄養素が含まれている分、余計に腎臓が働かなくてはなりません。腎臓が疲弊しているところへミネラルウォーターを流し込めば、ろ過しきれなかったカルシウムがたまることとなり、結石ができるのです。また、ダイエットやデトックスの目的であっても、飲み方に気をつけなければ、胃の中の消化酵素を薄め、消化不良を引き起こしたり、体を冷やし、痩せにくい体を作ったり、むくみの原因にもなってしまうため、悪循環になってしまいます。

ミネラルウォーターを上手に飲むには?

1回に飲むミネラルウォーターの量は、コップ1杯分(約200ml)で、少しずつ飲むのがベストです。1日に飲む量は、仕事や運動量によって左右されます。運動や仕事などで水分が不足しがちな人は、1日に2?までが適量です。汗と共にナトリウムも不足しがちになるため、塩分を一緒に摂取して低ナトリウム血症を予防しましょう。オフィスワークや、それほど運動をしない人は1日に1.5?が限度です。よく、水分を摂るダイエット方法で「1日に2?飲むべきだ」と耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、実はミネラルウォーター以外でも、料理やお菓子からも水分は摂取しています。したがって、必ずしも2?の水を飲むべきなのではなくて、口にするもの全体での量で考えるようにし、さらにその日の体調に合わせて飲むようにしましょう。

参考元
サントリーホールディングス株式会社、http://www.suntory.co.jp/eco/teigen/jiten/drink/dr_08_01.html

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