どれほど違う?水道水とウォーターサーバーの水質検査で意外な発見が…

どれほど違う?水道水とウォーターサーバーの水質検査で意外な発見が…

ウォーターサーバーと水道水の違いとしてカルキ臭くない、まろやかで飲みやすいと味の違いを上げる人は多いですが、実際どの程度水質が違うのか興味のある人も多いのではないでしょうか。そこで今回は水道水とミネラルウォーター、ボトル製ウォーターサーバー・水道直結型ウォーターサーバーの水質を実際に検査してみました。

水質を示す数値とは?

具体的な水質調査の方法として、水にどれほどの不純物が含まれているかをチェックするTDSメーターを使った調査方法があります。TDSとは不純物総溶解度のことで、主に銅・亜鉛・水銀・カドミウムなどの水中に溶解されている物質の濃度を表しています。水に電気を流すことによって電気伝導率からTDS量を算出します。不純物が全く無い場合はこの数値がゼロになり、不純物が増えるにしたがって数値が上昇していきます。一般的に水道水の場合は平均100PPM、浄水の場合は1~8PPM程度と言われています。

水道水とミネラルウォーター、ウォーターサーバーの水質検査開始!

今回の水質検査は、水道水・ミネラルウォーター2種類(富士山のおいしい水とボルビック)・ウォーターサーバー2種類(クリクラとCoolQoo)の計5点を実際にTDS量を計れるTDSメーカーを使用して行います。TDSメーターは逆浸透膜浄水器で作った水の純度を手軽に計測できるポケットサイズの測定器で、水道水から井戸水まで様々な水の純度を測定できる器械です。測定範囲は100万分の1単位の水中に含まれる不純物の割合を示すことが可能で、0から9990PPMまで測定することができます。数値が小さいほど純水により近いということになり、純水に近い方が、飲みやすく、味が良いとされています。

検査方法
1.綺麗なコップを5つ用意する
2.水道水、富士山のおいしい水・ボルビック・クリクラ・CoolQooをそれぞれ別のコップに入れる。
2.TDSメーターの電源を入れ、オンになっていることを確認してからコップに入れる
3.測定開始

今回使用したTDSメーターはポケットサイズで持ち運びが可能なほど軽く、操作もボタンを一回押すだけなので、器械操作が苦手な私でも簡単に測定することができました。

調査結果発表!

さて、気になる調査結果は…?

1.水道水:114PPM

水道水
2.富士山のおいしい水:038PPM

富士山のおいしい水
3.ボルビック:105PPM

ボルビック
4.クリクラ:053PPM

クリクラ
5.CoolQoo:010PPM

CoolQoo

水質調査の結果、水道水が最も不純物の多い114PPMという結果になりました。予想はしていたけれど、想像以上に不純物が多く含まれていて驚きです。このぐらい不純物が多いと、体に有害な物質も含まれているのではなないかと心配になりますね。ボルビックの105PPMという数値はボルビックに含まれるミネラルが多いために数値も上がってしまったようです。ボルビックは海外のミネラルウォーターとして硬水のイメージがある人も多いですが、実は分類上は軟水となります。しかし、日本のミネラルウォーターである富士山のおいしい水が038PPMという結果に比べると、やはり数値は高めなので、純水に近い味を好む日本人の味覚としては飲みにくさを感じそうです。ちょっと意外だったのがウォーターサーバーの2つの数値の差です。ボトル型ウォーターサーバーの代表格であるクリクラが053PPMであるのに対し、水道直結型ウォーターサーバーの代表のCoolQooは010PPMと最も低い数値をたたき出しました。一口にウォーターサーバーといってもメーカーによってミネラルを追加したり、味の調節をしたりしているところがあるため、水質の違いがでるようです。

最も純水に近いのは水道直結型ウォーターサーバー!

水に含まれるミネラル分は人間の体には欠かせないものですが、多すぎると腎臓に負担をかけてしまったり、子供の体に負担になってしまったりすることもあるそうです。ウォーターサーバーのお水はきちんとろ過した後に必要なミネラル分を加えたものが多いですが、水道水の場合、ミネラル以外の有害物質も含まれてそうなので、なんだか気になる結果となりました。日本人が最も好む純水に近いのは今回の検査結果で水道直結型のウォーターサーバーということが分かり、そのろ過性能には驚きです。今後のお水選びの参考になりそうです。

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