健康に良いのはどっち!?軟水と硬水が身体にもたらす影響とは?

健康に良いのはどっち!?軟水と硬水が身体にもたらす影響とは?

水には軟水と硬水と2種類あり、みなさんも何となく耳にしますよね。市販に多くのミネラルウォーターが出回っているため、軟水と硬水で味が違うことは把握していても、身体にもたらす作用がそれぞれ異なることはご存知でしょうか。今回は、軟水と硬水のそれぞれの特徴と身体にもたらすメリットや、どちらの水が日本人に合うか調べてみました。

日本の水のほとんどが軟水!?健康にいいことづくめの軟水のメリット

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水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの量を数値化したものを「硬度」といいます。WHO(世界保健機関)では、硬度が120mg/l以下のものを「軟水」とし、120mg/以上の「硬水」と定めています。いずれも透明で見た目に差はありませんが、口当たりは異なります。軟水はさっぱりしたまろやかな口当たりで甘く感じるのが特徴です。日本の水は湧水、水道水も含めほとんどが軟水に該当します。現に日本国内の水道水の硬度は、地域によって異なりますが、20mg/lから80mg/lでどこに行っても軟水です。軟水のメリットは、体内への吸収が早く、スポーツをして汗をかいたあとや夏の暑い日の水分補給などに適している点です。また、硬水と比べて独特の風味や苦みがないため、素材本来の味を損なわないため、料理にも適しています。そのほかには、老廃物の排出を促す作業があるため、デトックス効果も期待できます。体内の不要な老廃物を排出するうえ、角質をほぐす効果もあるため、肌荒れに悩んでいるには美肌効果もあるといわれています。

ミネラルいっぱいの硬水が健康にいい理由とは?

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硬水はヨーロッパや北米に多く存在する水で、ミネラルの量が多いせいかしっかりした飲みごたえが特徴です。軟水に飲みなれた日本人には苦みを感じたり、重く感じたりすることも少なくありません。逆をいえば硬水に飲みなれた欧米人は日本の水に違和感を覚えています。硬水のメリットは何と持ってもミネラルが多く含まれていることです。硬水に含まれるミネラルはカルシウムとマグネシウムがほとんど。カルシウムには小腸の脂肪吸収を抑える働きがあるため、ダイエットに効果的です。また、便秘解消も硬水は効果があります。便秘の原因の1つが腸の水分不足が挙げられますが、同じ水を飲むのであれば、軟水よりもマグネシウムを多く含む硬水の方が期待する効果が得られます。マグネシウムには、腸の水分吸収を抑える働きがあります。腸で水分が吸収されなくなると、腸に水分がたまり、その水分が便に含まれ、便は大きくなります。それにより腸が刺激され、蠕動運動が活発になり、便秘解消へとつながるのです。

軟水と硬水!日本人の身体に合うのはどっち?

軟水と硬水で私たち日本人の身体に合うのは、やはり軟水です。それは長年私たちの身体に馴染んでいるからです。硬水に含まれるミネラルはダイエットや便秘改善に効果がある反面、胃腸を刺激します。普段から硬水に飲みなれていない日本人が飲むと人によっては身体が順応できず、胃腸に負担を与える恐れがあります。また、硬水には便を柔らかくする作用があるため、便秘体質でない人が飲むと下痢になってしまう可能性もあります。さらに薬の種類によっては、ミネラルとの相性が良くないものもあり、硬水に含まれるマグネシウムやカルシウムが薬の成分の吸収率を下げる場合もあります。現に一部の骨粗しょう症の治療薬にはミネラルの影響で薬の吸収が阻害されると注意書きがあります。そのため、薬を飲むときには軟水の方がおすすめです。ダイエットや便秘解消のため定期的に硬水を飲む場合は、一度に大量に摂取すると体調を崩す恐れがあります。自分の体調を見ながら飲みすぎないように注意しましょう。

参考URL
http://www.evian.co.jp/water/type/04/
https://www.alpina-water.co.jp/blog/mineralwater/1677.html
http://health-and-diet.com/tap-water-the-hardness

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