健康な身体を目指すなら!?アルカリ性ミネラルウォーター

健康な身体を目指すなら!?アルカリ性ミネラルウォーター

コンビニに並んでいるミネラルウォーターを見てみると、産地ごとに含有成分や味が異なり、自分の好みに合わせてお気に入りの1本を選ぶことができます。その際、水の硬度によって選り分けている人は多いかと思いますが、実は硬度だけでなくpH(水素イオン濃度)によっても水は種類が分かれます。身体に優しいと言われるアルカリ性のミネラルウォーターの魅力とは、どのようなものなのでしょうか。

pH値はいくつからアルカリ性といわれるの?

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pH(ペーハー)とは、その物質に含まれる水素イオンの割合のことです。0から14の数字で表され、pH1は強い酸性、pH14は強いアルカリ性を意味し、丁度真ん中にあたるpH7は中性です。人間の身体は強酸性・強アルカリ性の水には基本的には対応できず、pHが極端な数字の水は飲み水に適していないといえます。日本の水道水はpH5.8~8.6が基準になっており、おおよそ中性です。ミネラルウォーターは“アルカリ性”と名乗るときに明確な数字の基準はありませんが、pH7をやや超えるくらいの数字であることが多いようです。例えばフランスのエビアンはpH7.2で弱アルカリ性を謳っています。キリンビバレッジの「アルカリイオンの水」というアルカリ性を前面に押している商品でさえpH8.8~9.4ですから、極端にアルカリ性に傾いた水というのはほぼありません。

カルシウムとマグネシウムの黄金比!

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健康な人の体液は弱アルカリ性であり、アルカリ性の水とは非常に相性が良いといわれています。身体に吸収されやすいので、アルカリ性の水なら日本人が不慣れな硬水でも「飲みやすい」と感じる人が多いようです。それだけではなく、含まれるマグネシウムとカルシウムのバランスが取れているという特徴があり、それもまた口当たりをよくしている理由の1つです。カルシウムとマグネシウムはそれぞれ身体に不可欠な栄養ですが、身体に良いからといって無闇に摂取してもその力を発揮できるものではありません。なぜなら体内のカルシウムの働きをコントロールしているのはマグネシウムであり、どちらが不足しても身体は不調を起こしてしまうからです。一般にカルシウム=2:マグネシウム=1が理想的なバランスと言われており、アルカリ性ミネラルウォーターはこの数字に近い割合でミネラルを含有していることが多いのです。例えば前述の「アルカリイオンの水」はカルシウム1.3mg、マグネシウムは0.64mgであり、理想的なバランスに近い水といえますね。

胃腸のためにはアルカリ性?

人間の体液は酸性に傾くと細胞が活動しにくくなり、疲労物質が体内に溜まりがちになり疲れを感じるようになってしまいます。それを調整する意味でもアルカリ性のミネラルウォーターは活躍してくれそうですね。しかし身体の全てが弱アルカリ性であるわけではなく、器官や組織によってpH値は異なります。例えば全身を覆う皮膚や髪はpH4.5~6程度の弱酸性です。そのため身体を洗うときや洗顔のときには弱酸性の水の方が違和感なく使えるでしょう。また、内臓の中では食べ物の消化を行う胃の中も酸性に保たれています。食べ物を分解し、腸でしっかり栄養吸収させるためには強い酸が必要なのでしょうが、強すぎる胃酸はときに体内を傷つけることがあります。胃酸過多によって胸焼けや胃痛を覚えたり、逆流性食道炎を患ってしまったりといった身体症状を自覚している人はアルカリ水を使って中性化を図ってみてもいいかもしれませんね。

肥満リスクも抑えられる

体内のpHを正常な数値に保つことは様々なリスクを遠ざけてくれます。細胞の働きが鈍ればエネルギー分解が滞り、中性脂肪や糖の分解にまで影響をもたらします。その状態が長く続けば肥満へと繋がり、様々な病気を引き起こしかねません。アルカリ性のミネラルウォーターを賢く使えば体内のpHを適切に保つことができるでしょう。あるいは胃腸に作用してくれるため便秘改善に効果があると言われており、快適な毎日のサポートをしてくれます。ミネラルを補給するだけならスポーツドリンクでもいいのですが、スポーツドリンクには糖分も多く含まれます。必要な成分をスマートに補給するなら、アルカリ性ミネラルウォーターが役に立ってくれそうですよね。

参考URL
http://www.evian.co.jp/water/type/03/
https://ikinarilarc.wordpress.com/2013/08/24/
http://www.water-land.net/04/0021.html

関連記事:健康に良いのはどっち!?軟水と硬水が身体にもたらす影響とは?

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