粉ミルクを作るなら軟水がベスト?気になる赤ちゃんと水の関係

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昔なら、赤ちゃんが飲む粉ミルクは水道水で作るのが当たり前でした。正確に言えば、それ以外の選択肢はなかったのです。現代では、飲料水にもミネラルウォーターやウォーターサーバーなど、さまざまな種類があります。果たしてどの水が赤ちゃんにとってベストな選択なのでしょうか?赤ちゃんと水の関係についてまとめてみました。

粉ミルクと水道水

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赤ちゃんの体は非常にデリケートです。たかが水といっても体に合わなければ体調を崩す恐れもあります。それでは、赤ちゃんにとって水道水はどうなのでしょうか?世界には、水道から出る水が飲料に適さない国が数多くありますが、日本の水の安全基準の高さは世界でもトップクラスです。そのため、水道の水を飲んで感染症かかったという話も聞きません。そして、その安全性の高さを確保するために日本の水道水には塩素が大量に投与されています。そのため、カルキ臭いという問題があるのですが、浄水処理装置の発達でそれも改善されつつあります。ただ、気になるのは、塩素で水道水を殺菌する過程できるトリハロメタンという物質が発がん性だという点です。さらに、トリハロメタンはアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギーを引き起こすとも言われています。もちろん、それは大量に飲んだ場合の話であって、日常生活において使用する分には問題のない量でしょう。しかし、前述した通り、赤ちゃんの体は非常にデリケートです。少しでも気になるようなら、ミネラルウォーターや浄水器通した水などを使用した方が安心です。ちなみに、浄水器を使わなくてもトリハロメタンを除去する方法は存在します。蓋を開けた鍋に水を入れて30分沸騰させればトリハロメタンは蒸気と一緒に霧散していきます。

赤ちゃんが飲むのに適している軟水

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もし、赤ちゃん用の粉ミルクをミネラルウォーターで作るのであれば、気をつけなければならない点があります。ミネラルウォーターには軟水と硬水があるのでそれを確認しなければなりません。自然の中で生まれた水にはカルシウム塩やマグネシウム塩などのミネラルが溶け込んでいます。その量が1リットルに120mg以上だと硬水、それを下回っていると軟水と呼んでいるわけです。ミネラルは体にとって必要な成分なので、たっぷり含まれている硬水の方が体に良いようなイメージがあります。しかし、ミネラルの量が多すぎると舌触りがザラザラして飲みにくくなる上に、消化にもあまりよくありません。赤ちゃんは、消化器官が未発達なのでなおさらその影響を受けてしまいます。硬水で作った粉ミルクを飲ませるとお腹を壊す可能性があるのです。その点、ミネラルの少ない軟水なら安心です。ちなみに、水道水の場合は、地域によっても異なりますが、平均すると1リットルあたりのミネラルの含有量が50m~60mg程度の軟水なので、ミネラルの量に関しては安心だと言えます。

ウォーターサーバーで粉ミルクを作る利点と注意点

水道水、ミネラルウォーターときて残りはウォーターサーバーです。ウォーターサーバーの最大の利点は、純水を選択できる点です。純水とはミネラルなどの不純物がほとんど含まれていない純度の極めて高い水のことを指します。ミネラルが比較的少ない軟水も安全度はかなり高いのですが、より安心を得たいのであれば純水に勝るものはないでしょう。ただ、ウォーターサーバーで心配なのは水が細菌で汚染される可能性です。もちろん、水自体は殺菌処理を施され、密封状態で保存されている安全度の高いものです。しかし、外気に晒されているサーバーの注ぎ口に細菌やカビが繁殖したり、ボトル交換する際に空気中の雑菌が混入したりする可能性があります。したがって、ウォーターサーバー導入の際には、サーバー内に空気が混入しにくいもので、細菌対策機能が備わっているものを選ぶことが大切です。

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