ウォーターサーバーは雑菌の楽園!?簡単には手に入らない安全な水

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水道水には、本来毒物である塩素が含まれています。水中の細菌は排除してくれますが、人体によい影響を与えるとは言えません。そのため、最近では、安全と美味しさが売りのウォーターサーバーが、一般の家庭でも広がりを見せています。しかし、ウォーターサーバーの水は本当に安全なのでしょうか?

ウォーターサーバーの中で雑菌が繁殖する理由

結論から言えば、ウォーターサーバーで飲む水は、決して安全なものとは言えません。確かに、ボトルに入っている未開封の水は安全です。しかし、封を開けて外気に触れた瞬間から雑菌の繁殖は始まります。しかも、ウォーターサーバーに使用する水はミネラルがたっぷりと含まれているので、菌が繁殖するには絶好の環境です。水道水と違って、菌を殺すための塩素も入っていないので、繁殖を止める手段もありません。
一般的な家庭で、タンクの水を使いきるのに一週間から10日ほどかかります。菌はその間、繁殖し放題です。結果として、水道水より遥かに汚染度の高い水を飲むことになってしまします。
中には、タンクに空気が混入するのを防ぐ、ワンウエイ方式や真空パックのようなタイプもあります。確かに、それで菌の繁殖はある程度抑えることができるでしょう。しかし、蛇口付近で繁殖した菌が、管を伝ってタンクの中に侵入するのを防ぐことはできません。高温のお湯を循環させて殺菌するタイプもありますが、ミネラルウォーターの温度を上げ過ぎると、ミネラルが固着するという問題があります。
菌の繁殖に関しては、メーカー側がさまざまな対策を打ち出しているものの、根本的な解決方法を得るには至ってないというのが現状です。

定期的なメンテナンスを忘れずに!ウォーターサーバーの放置はとっても危険

ウォーターサーバーの安全性を高めるには、メンテナンスが欠かせません。業者が定期的にメンテナンスを行ってくれるのならよいのですが、レンタルした後は、すべてこちらで管理しなければならない場合もあります。その際、うっかり何もしないで放置していると、菌による汚染はどんどん広がっていきます。蛇口の内部に細かいホコリが付着し、その部分が雑菌の温床となっていくのです。ホコリにカビの菌糸がついていれば、内部がカビだらけになってしまいます。蛇口の内部の様子は外からは見えませんから、気付かずに水を飲んでいると体調を崩すことになります。悪くすると重篤な病気になってしまうかもしれません。したがって、ウォーターサーバーをレンタルする際には、メンテナンスの有無をよく確認して、サービスの充実している業者を選ぶのが賢明です。
ただし、業者がメンテナンスを行ってくれるからそれで安心というわけではありません。雑菌は少しでも湿り気があれば、すぐに繁殖します。濡れた蛇口などは雑菌だらけです。抵抗力の強い大人なら問題はないかもしれませんが、消化器官が未発達な赤ちゃんは、雑菌まみれの水を飲むと体調を崩す恐れがあります。定期的なメンテナンス以外にも、アルコールで蛇口を除菌するなど、こまめな清掃が必要です。

安全な水のための選択肢!浄水器とも比較してよりよいものを選ぼう

塩素などが含まれていない安全な水を確保するのが目的であれば、選択肢はウォーターサーバーだけではありません。浄水器も有力な候補になります。
浄水器はウォーターサーバーと違い、水道水をろ過して使うので、ミネラルはあまり含まれていません。当然、美味しい水を飲みたいという人には物足りないでしょう。しかし、塩素によって殺菌されている水をろ過するので、雑菌の心配はありません。もちろん、フィルターの目が詰まってくれば、そこが雑菌の温床となりますが、値段が安いものではれば、効果がなくなる前に気軽に交換することができます。
逆に、コストはかかりますが、逆浸透膜浄水器(RO浄水器)を使用すると、水に含まれている不純物をほぼすべて除去できます。安全性という意味ではこれ以上のものはないでしょう。しかし、メンテの大変さはウォーターサーバー以上で、扱いづらい上にきれいな水を作るのに非常に時間がかかります。
このように、水を安全に飲むための装置は、どれも一長一短です。だからこそ、最初からこれと決めつけることなく、できるだけ多くの商品を比較することが大切になってきます。水の安全は、生きていく上で大変重要な問題です。慎重に検討し、自分や家族にとってベストの選択をしましょう。

参照サイト:水道水を家でろ過するから、ボトルで届くウォーターサーバーより新鮮で安全な水を飲める!? | 次世代ウォーターサーバーCoolQoo

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