透明な水が青い理由とは?水の状態は色でわかる!

透明な水が青い理由とは?水の状態は色でわかる!

水はさまざまな表情を私達に見せてくれます。無色透明の状態もあれば、青く見えることもあります。中には、赤い水が蛇口から出てきた経験がある人もいるでしょう。さらには、白い水や緑色の水もあります。水はどうしてさまざまな色を見せるのでしょう?その理由についてお伝えします。

 

 

実際の水の色は無色透明

実際の水の色は無色透明です。試しに水道水をコップに注いで眺めてみればわかります。無色透明ということは、水は光を反射せずに完全に透過することを意味しています。水が光を反射する物質を含んでいたら、その反射した光を色として認識することになりますが、そういった物質は含まれていませんので無色透明に見えるのです。しかし、水は状態によっていろいろな色に見えることがあります。

 

 

水が青い理由は光の散乱によって青色以外の色が吸収されるから

海や湖の水面を見ると青く見えます。いわゆる「水」色です。しかし、本来の水の色は無色透明です。なぜ青く見えるのでしょう?それは光の拡散と吸収の効果が理由です。光が水に反射すると、屈折率の高い青以外の光は水に吸収されてしまいます。その結果、屈折率が少なくまっすぐ進む性質のある青色だけが人間の目に届くことになり、青色に見えるのです。これは、空が青く見えることと同じ理由です。昼間の光が空気中の水分などに反射して、まっすぐ目に届いた青を認識するために青く見えるのです。

千葉県水道局https://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/jousui/suishitsu/qa/aoi.html

 

 

水道水から出る赤い水は水道管のさびが原因

水道水から出てきた水が赤かったら、水道管の状態を心配した方がよいでしょう。近年になって敷設されている水道管の多くは、腐食に強い材質と防腐処理が施されていますのでさびにくくなっていますが、水道管というインフラ設備は、かなり古いものもまだまだ稼働しています。そういった古い水道管はさびが発生している可能性があるのです。また、上水道を屋内に引き込む配管がさびている場合もあります。屋内配管は、建物が古ければそのまま築年数と同じ期間使われていた可能性があります。中古物件を取得する場合などは、配管の古さが、取り換えリフォームが必要な程度かどうかについて、しっかりチェックすることをおすすめします。

 

 

注いだ直後の水道水が白く見える理由は気泡が原因

日本の水道水は無色透明です。不純物はかなりの精度で取り除かれているため、にごりなどがないのが一般的です。外国に旅行したことがある人は経験があるかもしれませんが、水道水がきれいで蛇口をひねって出てくる水がいつでも飲めるというのは文化や技術のレベルを示す1つの指標といえるでしょう。この水道水が白く濁って見えたらびっくりするはずですが、実際にコップに注いだ直後にはそういった状態に見えることがあります。これは勢いよく注がれた水が空気と混ざり細かい気泡が発生したため、光が透過しなくなったことが原因です。水の状態としてはまったく問題ありません。

 

 

湖などの表面が緑色に見えるのはアオコが原因

湖や池の表面が緑色の粉をまいた、または、緑色の絵の具を流したように見えることがありますが、これはアオコが原因であることが多いです。アオコとは、水中にいる植物ブランクトンが大量に増えた状態です。アオコの発生は、その悪臭や景観悪化、さらには浄化濾過装置への負荷、そして一部のアオコには毒が発見されている、などからあまり歓迎される状態ではないようです。

「環境省:アオコってなに?」http://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/gaiyou/pdf/aokobook120606.pdf

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